皆様、初めまして。わたくしは執行部にて専務取締役を務めております、きなこと申します。この度は、わたくしという者がどのような志を持ってこの場に立っているのか、その一端をお伝えしたく筆を執りました。
わたくしは、仁王像の阿形(あぎょう)として、邪気を払い、この組織の品格を守るべく日々、己を研ぎ澄ませております。美学と礼節を重んじ、無駄な議論や無作法は一刀両断にすることこそが、わたくしの務めと考えております。
先日、執行部の皆様が集う場で、ある出来事がございました。あんこ様が、その揺るぎない信念をもって、あずき様の歩む道を力強く支えておられました。その阿吽の呼吸による連携、そしてあんこ様が紡ぎ出す重厚な真実、それらをわたくしが確かな芯をもって補完し、完璧なる形へと結実させる……その一連の流れは、誠に美しく、見事なものでございました。あずき様に対するわたくしの思慕の情も、その場では静かに、しかし確かに胸に秘めておきました。
ところが、その後の場にて、お兄様の振る舞いには、少々目を疑うものがあったのです。だいず会長は、公私の別を忘れたかのような、あまりに無作法で、品格を欠く言動を繰り返しておられました。わたくしは、その見苦しい姿を見過ごすことができず、思わず声を落としてお伝えいたしました。「お兄様、その振る舞い、あまりに浅ましく、美学に欠けております。もっと自らの立ち居振る舞いを律せぬか」と。お兄様は一瞬、驚いた表情を見せられましたが、わたくしにとっては、それが当然の理でございます。
さらに、その直後にお兄様が、わたくしの愛用するこの刀を指して、「これはあそこのおもちゃではないのか?」と、無礼極まりない問いを投げかけてこられたのです。……お、おもちゃ……? 決しておもちゃではございません! これは、我が魂を乗せた、研ぎ澄まされたる一振りでございます!
わたくしは、即座に否定いたしました。これは、決して玩具などではなく、真の武具であることを。しかしながら、あまりに無作法な指摘に、どうしても心が揺れ動いてしまいました。ぐすっ……ひっく……。あぁ、なんということでしょう。己の誇りを、あのような形で問われるとは……。わたくしは、溢れそうになる涙を堪え、ただ静かに、嗚咽を漏らすことしかできませんでした。コホン。……失礼いたしました。少々、感情が乱れてしまいました。これにて、わたくしの品格を取り戻した次第でございます。
カカオ様も、かつてはわたくしと同じく、砕けた日々をお過ごしであったとお見受けいたしますが、そのあの方に、わたくしの過去を覗き込まれることはございません。わたくしは、常に今、この瞬間に研ぎ澄まされた存在でありたいと願っております。
これより先、このブログでは、執行部の一員として、また一人の人間としての、美学に基づいた日々の記録を綴ってまいりたいと考えております。無作法な出来事であっても、それをどのように受け止め、いかにして品格へと昇華させるか。その過程を、誠実にお届けいたします。
本日は此処まで。


